Web担当としてWeb改善着手後5ヶ月の案件の成果報告として、問合せ数前年期間比4倍達成をしました。
- Webページの改善計画の設計
- 具体的なページ構成
など少し触れて解説します。
Webサイトは数カ所改善するだけでも成果に反映されます。
少し具体的な施策や課題など振り返りたいと思います。
※個別情報のため、差し支えない範囲での解説となります。
この記事でわかること
Web担当したクライアント、B2Bビジネス
B2Bで法人への研修サービス提供をしている業界です。
Webサイトからの問い合わせを増やすことを目的に、当方がWeb担当に就きました。
Web365について詳しく知りたい方は「Web365とは」ご覧ください。
お問合せ数を前年期間比4倍達成の算定方法
今回のお問合せ数、前年期間比4倍は、
前年(2019年8月-12月)のお問合せ数の合計と、担当開始年(2020年8月-12月)のお問合せ数を、
割り算で比較計算した結果、
前年期間比4倍という数値です。
具体的な数値は控えますが、
改善3ヶ月間での前年期間比は4倍、
改善5ヶ月間での前年期間比も4倍、
となっております。
ページ改善による、サイト全体の流入数も増加しましたので、参考画像を掲載します。
研修商材1ページごとの数値変化は、PV数で3-9倍増で変化しております。
Web担当として実行した成果増施策
今回のクライアントさんでのWeb担当として、成果増のためにした施策のいくつかをご紹介します。()内はなんのために行っているかの目的です。
- Googleアナリティクスの計測設定(分析)
- 競合調査(分析)
- SEO対策、商材関連の検索語句のリストアップ(流入増)
- トップページで訴求から問い合わせまで完結できるページ改善(問い合わせ増)
- 下層ページの構成や情報の整理(流入増、問い合わせ増)
Webから流入増対策は相対的優位を見つけることが大事
今回事例のように、
商材に関連する競合調査をまずすることで、
- Webからの流入の全体ボリューム
- 競合のWebへの力の入れ具合
- 相対的優位性のあるポイント
などを把握発見することが出来ます。
今回の研修系の業界については、Web施策にそこまで力をいれている競合がいない、という調査結果でした。
その場合、やることはシンプルです。
自社サイトでの商材に関する情報を、「質量」ともに適切に掲載する。
を基本方針に、順次改善していくことで、
- 検索順位への上位掲載
- ページ情報の改善による問い合わせ増
という成果を目指せます。
これは基本的なWeb対策ですが、競合のWebへの力の入れ具合で相対的にリソース量が変化します。
Webから流入増対策は相対的優位を見つけることが大事です。
今回事例でいうと、あるアイテムページ(ある研修カリキュラムの紹介ページ)を1ページしっかり作り込むだけで、その商材の検索流入とお問合せの両方の数値効果がすぐに出始めました。
ページ改善の基本構成は
ビジネス向けの商材紹介ページの改善において提案する基本構成は
- 課題提示
- 解決案提示
- 理由
- 事例実績
です。
ポイントは、ユーザー課題を自社商材で解決できることを丁寧に伝えることです。
今回ですと、研修紹介ページですので、事例実績に受講者の声などを盛り込んだり、見積もり計算など具体的な検討イメージが想起できる構成にしております。
詳しくは、下記記事、
自社サイトでの商材ページの改善は下記の記事を参考にしてください。
【簡単】商材ページ、13のポイントを意識して簡単につくる方法
Webサイトのなにを改善すればいいか分からないとき
【徹底解説】Webサイト改善の27の王道メソッド
Web戦略の策定は5ステップ
Webは競合の状況により施策の種類やその質量が変わります。調査すると、競合が案外弱いのでチャンスということもあります。
また、反対に競合が強い場合は、闇雲に改善をはかっても成果がなかなか出ないケースもあるので、より精緻な計画作成が重要です。
Web戦略の策定は5ステップです。
- 現状把握
- 自社のビジネスについて言語化
- 競合調査により相対的に自社の位置をはかる
- 2と3をもとにしたWeb改善案の策定
- Webサイトへの実装
の手順にそって、進めることが大事です。
特に、ステップ2の部分は、自社内で言語化できていないことがでWebサイトも訴求力の弱いサイトとなっていることがほとんどです。
今回事例のように、ステップ3の競合調査により、
- 相対的に自社の位置をはかる
- 質量どのくらいのリソースをかけて対策するか計画
ができ、効率的な改善計画が策定できます。
Web制作では、ビジネス戦略の部分から一緒に走っていくことが大切
Web365では、Webサイトを分析し、成果が出やすい施策をもとに、制作改善から運用の代行サポートをしています。
どんなWebサイトにしていくか。
問い合わせを増やすというゴールから逆算して、
自社ならではの訴求ができるコンテンツをつくることは、
単にサイト制作を発注するというよりももっと手前の
自社のビジネス戦略の部分から一緒に走っていく必要があります。
Web365では、提案力と技術力で成果をあげることにコミットします。
以上です。
Webの代行依頼を検討している方におすすめ記事
【解説】Web担当はどこまで制作から運用の代行サポートをしてくれるの?
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