Webサイトを制作業者に依頼し納品後に発生する「保守運用・セキュリティ」の業務。
あれは実際何をしてくれるのか。
Web365の場合で事例解説します。
Web365とは Web365は、外部Web担当者として、クライアントのWebサイトの集客力を高める施策を運用代行しています。 Web365について詳しく知りたい方は「Web365とは」ご覧ください。
この記事でわかること
保守運用の大きなタスクは3つ
Webサイトの保守運用の大きなタスクは3つです。
- バージョン更新
- 不具合対応
- セキュリティ強化
1.バージョン更新のメリットとデメリット
【メリット】
プログラミング言語、WordPress、テーマ、プラグインなど各バージョンを更新することのメリットは、
- 古いバージョンへの不正アタックを防ぐ
- 新機能など利便性向上
です。
【デメリット】
しかし、最新バージョンにすぐに更新すると、そのバージョン自体の不具合や既存サイトとの相性など新しい不具合もあるので、少し時間をおいてからの更新がおすすめです。
2.不具合対応について
不具合対応は、下記事例で紹介しますが、WebサイトとSNSを連携して、SNSの投稿を表示させるプラグインがあるとします。
SNS側でもアップデートがあるので、バージョンの更新以外にもプラグインのメンテンナスをする必要があります。
当方では、保守運用は不具合対応もしております。
3.セキュリティ強化のメリットとデメリット
【メリット】
より安全になることです。
【デメリット】
セキュリティレベルをあげることで、パスワードの複雑さや、チェック項目が増える、作業環境が制限される、など作業工数が若干ですが増えます。
ただ、若干のレベルですので、セキュリティレベルがあがることのメリットしかないと考えても良いです。
保守運用事例 Webメディア
- クライアントさんWebメディアをWordPressで制作
- WordPressの外観は有料テーマを活用
保守業務の詳細
【費用】
月額 1万円 (税抜)
【保守内容】
バージョン更新と不具合発生時の対応
各バージョン更新はセキュリティや運用面で定期更新したほうが良いです。
バージョン更新と更新時に各種のバージョンが競合し生じる不具合の対応をします。
- php(プログラミング言語のバージョン)
- Word Press(Word Press自体のバージョン)
- テーマ(WordPressテーマのバージョン)
- プラグイン(各プラグインのバージョン)
各データのバックアップと復元対応
- 各データのバックアップはプラグインで週次自動取得
- Webサイトになにかしらの不具合があったときのバックアップからの復元対応
【月次報告】
月次で当月にどのような保守運用タスクをしたかを共有
実際に保守運用した3ヶ月分のタスク
では、実際どのような保守運用タスクをしていたか。3ヶ月分のタスクを共有します。
保守運用1ヶ月目
まずは、WordPressの多様な機能をインストールできる「プラグイン」の追加と整理をしました。
■プラグインのバージョン更新
- セキュリテイプラグイン「BackWPup」の導入
各データの定期バックアップを保存してくれるプラグインの追加
【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupをいれておこう - プラグインのバージョンを戻せるプラグイン「WP Rollback」の導入
プラグインのバージョン更新した際に、不具合が出る可能性もあるので、対応できるようバージョンを戻せるプラグインを導入
【解説】WordPressの保守、プラグインのバージョン管理ができるWP Rollbackをいれておこう - 使用プラグインの更新
プラグインのバージョンの更新 - 使用していないプラグインの破棄
使用しないプラグインは破棄することで古いバージョンのプラグインをなくします。
■セキュリティ施策
- ログインURLの変更
不正ログイン対策で、デフォルトURLからの変更
保守運用2ヶ月目
■プラグインのバージョン更新
- All In One SEO Pack
- Smash Balloon Instagram Feed
■セキュリティ施策
- Word Pressバージョンの外部閲覧時の非表示
- CSSやJSのファイルデータ、プラグインのバージョンの 外部閲覧時の 非表示
※バージョンが古いなど脆弱性を確認して攻められるリスクへの対応です。
保守運用3ヶ月目
■WordPressテーマの更新
■プラグイン更新
- Smash Balloon Instagram Feed
- Shortcodes Ultimate
- Contact Form 7
- BackWPup
- Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
■Instagram表示の不具合
Instagramを表示させるプラグイン「Smash Balloon Instagram Feed」とInstagramアカウントの連携が切れていたのでつなぎ直しました。
※SNS系プラグインはアップデート、セキュリティ等で切れることあり、更新適宜対応します。
■セキュリティ施策
- wp-config.phpへの外部アクセスを制限
外部アクセスされたくないページのひとつである「wp-config.php」の制限の設定対応です。
セキュリティ強化の施策は何をするのか?
当方では、下記記事に列挙した59ほどのセキュリティチェックの項目から順次対応していきます。
当記事では、自サイトのセキュリティレベルのチェック方法や情報ソースなども紹介しているので、ご活用ください。
【完全網羅】Word Pressの保守運用・セキュリティ59の対策一覧
まとめ
Webサイトは更新管理が欠かせません。
保守運用業者には、何をしてくれるのかを把握して依頼しましょう。
以上です。ご活用ください。
上記のように、保守運用業務だけでなく、集客逆算したWeb改善を主としたWeb担当もしております。
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