WordPressでホームページを作るには

【完全網羅】Word Pressの保守運用・セキュリティ59の対策一覧

投稿日:2020年1月29日 更新日:

Word Pressのセキュリティ対策の一覧と情報収集ソースを59ほどリストアップしました。自身のサイトのセキュリティ対策にご活用ください。

 

Web365とは

Web365は、外部Web担当者として、クライアントのWebサイトの集客力を高める施策を運用代行しています。

Web365について詳しく知りたい方は「Web365とは」ご覧ください。

 

今回のクライアントサイトの保守業務について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

【事例】Webサイトの保守運用を外注依頼すると何をしてくれるのか?

 

 

 

WordPressのセキュリティ診断方法

  • WPScans.com
    ウェブサイト上でWordPressのセキュリティ診断をしてくれる英語表記サービス
  • Wordfence Security
    プラグイン、ワンクリックで脆弱性の有無をチェックすることができます。
  • WPdoctor
    ウェブサイト上でWordPressのセキュリティ診断をしてくれる日本語対応サービス

セキュリティ対策

サイトURL対策 

  • 通信データを守るSSL

テーマやプラグインの選び方と編集

  • テーマやプラグインは公式から公開されているものを使う
  • むやみにテーマを編集しない

サーバーパスワード・ログインパスワードの徹底管理

  • 初期IDユーザー名は使わない
  • 複雑なIDユーザー名を利用する
  • 初期パスワードから変更する
  • 複雑なパスワードを利用する
  • パスワードは使い回ししない
  • パスワード管理ツールをつかう
  • 共有方法も2段階認証などセキュリティ度の高いツールを使う
  • 管理者権限のアカウントの数を最小限にする

テーマとプラグインは随時更新

  • マイナーアップデートは随時
  • メジャーアップデートは少し様子をみてから更新
  • 更新前にはバックアップをとる
  • 使用していないプラグインは削除する
  • wp-comments-post.phpへのアクセスを制限する
  • XML-RPCを無効にする
  • REST APIを無効にする

不正ログイン対策

  •  ログインURLの変更
  •  wp-login.phpへのBasic認証を設置する
  •  管理画面のIP制限
  •  管理画面内での操作を制限する
  •  認証用ユニークキーを設定する
  •  ログイン履歴を確認する

バージョン番号を非表示

  • Word Pressバージョンの外部閲覧時の非表示
  • CSSやJSのファイルデータ、プラグインのバージョンの外部閲覧時の非表示


当施策はバージョン更新が滞っている古い状態や脆弱性があるとされているバージョンを確認して攻められるリスクへのセキュリティ対応です。

下記は、WordPressのバージョン情報「ver=」非表示させるコードです。

 

function vc_remove_wp_ver_css_js( $src ) {
if ( strpos( $src, 'ver=' . get_bloginfo( 'version' ) ) )
$src = remove_query_arg( 'ver', $src );
return $src;
}
add_filter( 'style_loader_src', 'vc_remove_wp_ver_css_js', 9999 );
add_filter( 'script_loader_src', 'vc_remove_wp_ver_css_js', 9999 );

下記は、CSSやJSのバージョン情報「ver=」非表示させるコードです。

function remove_cssjs_ver2( $src ) {
if ( strpos( $src, 'ver=' ) )
$src = remove_query_arg( 'ver', $src );
return $src;
}
add_filter( 'style_loader_src', 'remove_cssjs_ver2', 9999 );
add_filter( 'script_loader_src', 'remove_cssjs_ver2', 9999 );

設定ファイル、ディレクトリを守る

  • wp-config.phpへのアクセスを制限する

    wp-config.phpには、データベースへの接続情報などが含まれています。

    外部からアクセスを禁止することでデータベースの改ざん対策ができます。

    ただ、対応優先度は高くないです。実はアクセスしてもブラウザからはデータベースの情報は閲覧できないです。「やらないよりはやったほうがよい」程度の優先度で、時間に余裕があり、念の為に設定で良いです。


    対応方法は、wp-config.php のアクセスの設定を変更して、外部閲覧者からは403エラーが返る対応です。

    ただ、利用しているサーバーによっては、すでに403エラーが返されますのでアクセステストしてみてから対応で良いです。


    .htaccess ファイルの最後部に、以下のコードを追記してください。

    <files wp-config.php>

    order allow,deny

    deny from all

    </files>


    さらに余裕があれば、管理権原者のみアクセスできるようパーミッションを「400」(管理者のみ読み取りの権限)に変更しておきましょう。


  •  uploadsディレクトリでのphpの実行を制限する

    wp-content/uploads内の画像アップロード時に、画像ファイルの説明欄にマルウェアスクリプト等が仕込まれている画像のアップロードを阻止します。不正ログイン者によるアップロード、フリー画像に仕込まれていたアップロードのセキュリティ対策です。

    wp-content/uploads内に、以下の記述をした.htaccessを新規作成し、アップロードしてください。

    ※WordPress直下の.htaccessではないです。ここに追記すると、管理画面にログインできなくなります。


    # wp-content/uploadsでのPHPの実行を制限
    <files *.php>
    deny from all
    </Files>



  •  ディレクトリアクセス時のファイル一覧表示を無効にする

サーバー対策 

  • WAFのONに設定する

 

データベースのセキュリティ

  • データベーステーブル接頭辞の初期から変更
  • データベースのバックアップ

セキュリティ対策プラグイン

  • SiteGuard WP Plugin
  • All in one WP Security & Firewall
  • Wordfence Security - Firewall & Malware Scan
  • Backup Guard
  • IP Geo Block
  • Akismet
  • WP Security Audit Log

バックアップについて

バックアップすべきもの

  • データベースのバックアップ
  • テーマファイルのバックアップ
  • アップロード済みファイルのバックアップ

バックアップの取り方

  • FTPでファイルを全部ダウンロード
  • バックアッププラグイン
  • サーバーのバックアップ機能

バックアップを取ったら

  • テストサーバーで復元の練習
  • UpdraftPlusでのサイトの復元

セキュリティ情報収集のためのソース紹介

以上です。ご活用ください。

WordPressサイトのセキュリティ対応、具体事例記事です。

WordPressサイトでのスパムメールの保守対応方法

外注のWeb担当者、保守対応を検討している方は下記記事をご覧ください。

【事例】Webサイトの保守運用を外注依頼すると何をしてくれるのか?






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WordPressでホームページを作るには

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