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クライアント事例として、ECサイト(eコマース、つまりオンラインショップ)を開設したいけれど「運営リソースがほぼない」条件での展開案ついての提案事例を解説します。
Web365とは
本題のまえに、自己紹介です。
クライアントの外部・外注のWeb担当としてWebサイトを集客売上増を目的に、分析・改善・実行まで一貫体制で運用代行しております。
この記事で分かることは、
- 新規ECサイトを運営リソースを少なく立ち上げるときの考え方・イメージ
- 各検討サービスの機能比較やコスト感
です。
この記事でわかること
ECサイトの立ち上げ方の概要
ECショップ・オンラインストアを作るうえで、機能や予算感を知ることは重要です。
その前提として、Webサイト自体についても全体像を抑えてから、進めた方が理解がスムーズになると思いますので、まずECサイトの立ち上げの基礎情報として、下記記事をご覧ください。
【解説】売上規模0から数十万円のECサイトを制作するときの考え方とサービス比較
相談事例 運営リソースが割けない場合のECサイトの展開案
以下相談の条件です。
- 小売業界、自商品のブランドサイトを作ったのち、
ECショップを連動してショップを作りたい。 - 商品種類は複数あり、商品価格帯は数千円から数万円。
- 運営リソース(人員・予算)はできるだけ抑えたい。
- ECショップがいいのか、オンラインショッピングモールなどに出品するのが良いか。
結論
結論としては、
出してみたいところで試して相性が良いところで展開していく。
を一案とします。
理由
理由ですが、
オンライン販売の特徴として、
- 作成登録はすぐにできる
- 初期費用固定費がそこまでかからない
- 商品写真も同じものを活用できる
というメリットがあります。
つまり、運用自体の労力はそこまでかかりません。
よって、
いくつか気になる方法で展開してみて、
相性が良い(売上があがりやすい)ところに注力する
が良いと思います。
オンライン販売サイトは2種類、ECショップかショッピングモールか
オンライン販売をどこで運営するか、サイトは大きく分けて2つあります。
- ECショップ
- オンラインショッピングモール
次に、ECショップとオンラインショッピングモールと違い、オンライン販売サイトの解説します。
ECショップとは
などは、ECサイトをたちあげ、自店舗で販売するタイプのサイトです。
特徴は、
- デザインは雛形から選択できる
- 店舗自体のデザインから作り込める(BASE)
- 商品複数をみてもらいやすい
- 物販、データ販売、月額課金等、豊富な販売方法がある
- 店舗自体の集客がほぼ0から始めるので、頑張る必要がある
- コストは販売手数料、月額固定費( stores )
- 運営管理できるスマホアプリがある
- 発送対応の代行サービスもある
です。
BASEかstoresなら、
固定費がかからず、デザインも作り込めるBASEをおすすめします。
※予算次第では、より高機能なECショップを作ることができるサービス(Shopifyなど)もおすすめしますが、今回は割愛します。
■オンラインショッピングモールとは
小売のショッピングモールとして例えば、
は、ショッピングモールのなかに商品を出品するサイトです。
- モール自体の集客力があるので、商品はみてもらいやすい
- アカウント登録して会員が商品出品するので、ページのデザイン等は作れない
- コストは販売手数料
- 運営管理できるスマホアプリがある
です。
3サイトの比較ですが、
- Creema
- minne
- iichi
の順に価格帯が上がっていきそうですので、
それに合わせて、自商品を選定して出品する。
が良いかと思います。
自ECサイトとショッピングモールへの出品はどちらがいいのか
ECサイトとショッピングモールの特徴から、どのように展開するのがよいのか。
判断軸は
集客力
を加味して判断すると良いです。
ショッピングモールの一番のメリットは集客力です。
- 自身が、すでに集客力があるなら、
自ECサイトを運営する。 - 自身の集客力がまだなく、短期的に売上を立たせたいなら、
ショッピングモールに出品する。
をおすすめします。
自身に集客力がない状態での展開例
自身に集客力がない状態での展開例としては、
集客力のあるショッピングモール系のサイトで出品する
↓
相性のよい商品とサイトに注力する
↓
ファンがつく
の展開が良いかと考えます。
※その後、
コストメリットや他のメリットがあれば、
ブランドショップとしてBASEなどで自ECサイトを展開する。
などもあるかと思います。
オンライン販売の運営リソースがどのくらいあるのか
オンライン販売を検討する際のもうひとつ考えたい項目として、
オンライン販売の運営リソースがどのくらいあるのか?
によっても展開方法は変わります。
運営リソースとは、
- 商品更新
- 顧客対応
- 発送対応
などの人員と予算のことです。
運営リソースがない、という状態であれば、
- 委託販売(運営業務を外部に依頼)
- 固定費を抑える
などの選択肢があります。
委託販売:顧客対応、発送業務自体の人員がいない場合
委託販売業者など、商品管理発送対応まで代行サービスなどもあるので、予算感に合わせて依頼すると良いです。
委託販売の一般的なコスト項目は、
- 一定期間の商品管理料(固定費)
- 商品発送対応料(変動費)
です。
「オンライン 販売代行」などで検索して、相見積もりすると良いです。
検索上位に出てくる業者さんの特徴としては、
自社ECサイトの運営を代行してくれるようなスタイルが多いです。
コスト観点からの理想ですと、
委託販売を成果報酬(売上の幾分を支払う)のみで、
請け負ってくれる業者さんが見つかれば、
固定費や業務負担が少なくできそうです。
この条件ですと、自身で探して交渉してみるアプローチになります。
予算がとれず、固定費を抑えたい場合
費用を、販売手数料のみの「変動費」で対応できる場所で展開すると良いです。
たとえば、
- ショッピングモールは固定費がかからないサイトが多いですし、
- オンラインショップを作るならBASEは固定費がかからないので、
おすすめします。
※あくまで、予算が少なく抑えたい場合の提案です。
※予算を掛ければより良いオンライン販売ができます。
※売上と費用の差分が利益、つまり運営継続条件を満たすなら、予算を掛けることはおすすめしますし、その場合のご提案もクライアント様にはしております。
まとめ
上記解説より、運営リソースを抑えてオンライン販売を展開するなら
- ショッピングモール
- ECショップ
- 委託
の特徴を加味して、組合わせながら展開すると良いです。
以上です。
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