WordPressでホームページを作るには

【解説】XサーバーのWordPressをSSL化する手順

投稿日:2021年11月10日 更新日:

イメージ_SSL対応_00

【解説】
XサーバーのWordPressをSSL化する手順を解説します。

クライアントサイトで対応例です。

Web365とは

Web365は、外部Web担当者として、クライアントのWebサイトの集客力を高める施策を運用代行しています。

Web365について詳しく知りたい方は「Web365とは」ご覧ください。

今回のクライアントサイトの改善業務、保守業務についてついて詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

【事例】Web担当の外注代行、月20時間のタスク

【事例】Webサイトの保守運用を外注依頼すると何をしてくれるのか?

 

SSLとは

SSLとは、

SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。 クレジットカード番号や、一般に秘匿すべきとされる個人に関する情報を取り扱うWebサイトで、これらの情報が盗み取られるのを防止するため、広く利用されています。

SSLの仕組み – 総務省

 

SSLのメリットは

メリットは

  1. サイトの信頼性
  2. フォームなどの信頼度
  3. 検索順位評価の寄与

などです。

ユーザーへの信頼性を向上させることで、サイトの保守性やサイト流入への効果があります。

EC機能がサイトにある場合はSSL化は必須

特に、EC機能がサイトにある場合は、必須です。

事例として、クライアントサイトのEC機能追加も含めたリニューアル案の例です。SSL化対応も含まれます

【解説】EC機能内製化の検討例と7.27%のコストカット試算事例

 

SSL化されているページはどう変わる?

ブラウザから、SSL化されているページのURL箇所を確認すると、

 

イメージ01_SSL化

 

のように、URLの左に鍵マークがつきます。

 

SSL化対応の手順

XサーバーのWordPressをSSL化する手順を解説します。

ちなみに、SSL化対応したクライアントサイトのうち、

下記の代表的なサーバー会社では、Xサーバーが一番管理がしやすかったのでXサーバーは、おすすめです。

  • Xサーバー
  • さくら
  • ロリポップ

 

XサーバーのWordPressをSSL化手順

公式のSSL化案内サイトから抜粋します。

サーバーパネルにログインし、「SSL設定」をクリックしてください。

SSL設定をクリック

設定するドメインまたはサブドメインを選択し、「確認画面へ進む」をクリックしてください。

確認画面へ進むをクリック

※独自SSLは追加後、サーバーに設定が反映されるまで最大1時間程度かかります。

内容を確認し、「追加する」をクリックしてください。

「追加する」をクリック

一覧画面に設定したドメインが表示されていれば設定完了です。
最大1時間程度で反映いたします。

追加完了

 

 

SSL設定は完了しましたので、1時間後くらいに、下記を設定します。

  1. Webサイトの設定
  2. WordPress内の設定
  3. Googleアナリティクス(流入計測ツール)
  4. Googleサーチコンソール(検索ワード確認ツール)

SSL設定後の各設定対応

SSL設定は完了しましたので、1時間後くらいに、下記を設定します。

  1. Webサイトの設定
  2. WordPress内の設定
  3. Googleアナリティクス(流入計測ツール)
  4. Googleサーチコンソール(検索ワード確認ツール)

Webサイトの設定

SSL化すると、URL冒頭がhttpからhttpsに変更されます。

ただし、Webサイトはまだ、httpでも閲覧できる状態ですので、

転送設定などをhttpsで閲覧される対応が必要です。

Webサイトの転送設定は、

転送設定を担当する「.htaccess」というファイルの最下部に下記を追加します。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]


「.htaccess」というファイルの場所は、Xサーバーであれば、

/〇〇.com/public_html/.htaccess

といった階層にあります。

イメージ02_SSL対応

WordPressの設定

WordPress管理画面(ダッシュボード)にログインし、

「設定」>「一般」にある

「WordPress アドレス(URL)」

「サイトアドレス(URL)」

の設定内容を、

https通信時のURL(https://~)に変更してください。

つまり、下記画像の赤枠をhttpsに変更します。

イメージ03_SSL対応

Googleアナリティクスの設定

Googleアナリティクスも、

設定(歯車のマーク)から、

「プロパティ」と「ビュー」

のURL設定の箇所を、httpsに変更します。

つまり、下記画像の赤枠をhttpsに変更します。

プロパティ

イメージ04_SSL対応

ビュー(ビューは複数設定していれば都度設定)

イメージ05_SSL対応

Googleサーチコンソールの設定

Googleサーチコンソールは、設定変更でなく、新規作成します。

メニューの左上にあるプロパティ選択から、最下部、「プロパティを追加」をクリックします。

イメージ_SSL対応_06

プロパティタイプの選択は任意ですが、ここではhttpのURLでこれまで設定計測していた場合の、「URLプレフィックス」にします。

httpsから自サイトのURLを入力してください。

イメージ_SSL対応_07

これでプロパティが追加できました。

以上です。

ご活用ください。

SSL化対応はWebサイトの保守性と流入性を高める効果があります。

WordPressサイトの保守運用や、改善施策について網羅的に知りたい方は下記を御覧ください。なお、対応業務もサポートしております。お気軽にご相談ください。


【完全網羅】Word Pressの保守運用・セキュリティ59の対策一覧

【徹底解説】Webサイト改善の27の王道メソッド

■SSL化対応について、お気軽にご相談ください

WebサイトのSSL化対応に困っている場合や、そもそものWebサイトの分析提案や改善実行など相談したい方はこちらよりお気軽にご連絡ください。

必須お名前
必須メールアドレス
必須ご相談内容
必須メッセージ本文






Web制作+Webマーケティングの個別講座開講中

Web365はWeb担当者のスキルセットである
サイトを変更する「提案力」と「技術力」について個別指導しております


・Webで集客するための「考え方」を知りたい方
・サイトの制作改善のセオリーを知りたい方
・自身のサイトでケーススタディをしたい方
・サイトの制作改善の「技術的なスキル」を習得したい方
・分析から改善運用まで自身でしたい方
・Googleアナリティクスの設定、分析から改善施策の立案、レポート作成まで自身でしたい方

どうぞWeb365の「Webサイト制作、Webマーケティングの知識スキル習得するためのオーダーメイド個別講座」をご覧ください。






外注のWeb担当者として「制作」と「マーケティング」で単発/継続でサポートします。

Web365は貴社のWeb担当者として、制作改善運用をワンストップサポートしています

・成果にこだわるサイト制作改善をお望みの方
・自社にとって最適なweb制作会社、コンサル会社がいないとお困りの方
・分析から改善運用まで一括で依頼したい方


是非Web365までご相談ください。

【パートナー募集】
Web制作、Webコンサル、広告代理店、フリーランスの方々へのWeb改善プランの提供

Web365は同業他社/フリーランスの方々にも当方のWeb改善プランを提供し、クライアントサイトの改善プランのサポートや社内担当者へのレクチャーをサポートしています

・クライアントへのWebマーケティング、Web改善のプラン検討している方
・社内のWebマーケティングのリテラシーを高めたい方
・分析から改善運用まで一括でサポート依頼したい方

Web365は同業他社/フリーランスの方々にも当方のWeb改善プランを提供し、クライアントサイトの改善プランのサポートや社内担当者へのレクチャーをサポートしています

・クライアントへのWebマーケティング提案がしたいプラン作成をサポート
・クライアントへのWeb改善プラン実行のディレクションサポート
・社内のGoogleアナリティクスなどのレクチャー
・クライアントへのサイト分析から改善運用企画のアドバイザリーサポート
・Web系フリーランスへのWeb改善プランの提案企画書の作成サポート
・クライアントへのWeb広告運用代行
・クライアントへの計測ツール設定代行(Googleアナリティクス、eコマース、ヒートマップClarityなど)


まずは、お気軽にMTGでれきばと思いますので、Web365までご相談ください。

WordPressでホームページを作るには

執筆者:

関連記事

【コピペ】WordPress、Contact Form7のカスタマイズ、チェック項目に合わせて次の項目を表示させる方法

【コピペ】WordPress、Contact Form7のカスタマイズ、作成する方法

コピペでできる、【コピペ】WordPress、Contact Form7のカスタマイズ、チェック項目に合わせて次の項目を表示させる方法の解説です。 なぜ必要か? 問い合わせ項目のより具体的な取得をした …

【コピペ】WordPress、プラグインなしで、関連記事を同じか指定したカテゴリーで作成する方法

【コピペ】WordPress、プラグインなしで、関連記事を同じカテゴリーか、指定したカテゴリーで作成する方法

【コピペ】WordPress、プラグインなしで、関連記事を同じカテゴリーか、指定したカテゴリーで作成する方法の解説です。   【クライアント対応した実例】 必要性としては、 同じカテゴリーの記事を関連 …

スマホページで最下部にお知らせなどを固定表示させる方法【コピペ対応】

­スマホでサイトを閲覧すると出てくる、最下部の案内を自サイトで表示させたいときの方法です。 クライアントサイトでのケース、WordPressのテーマOnepress使用の場合の方法を解説します。 We …

WEBサイトのコンテンツを効率的に作る方法「動画コンテンツをテキストコンテンツに転用する」

Webサイトの大事な役割であり、運用が大変なものが、「コンテンツ作成」です。 自身のサイトのコンセプトに適うコンテンツを新規で作成し、改善更新することはサイト運用でとても重要です。 しかし、重要なのは …

イメージ01_ヒートマップの分析改善方法

【事例】ヒートマップ分析でWebサイト改善、1ヶ月で有効熟読率が4.5倍向上した分析と改善方法を解説

Webサイトの改善で、ユーザーの閲覧具合をみて、改善をはかりたいとき、「ヒートマップ」での分析はひとつの選択肢です。 今回は、ヒートマップでWebサイト改善、1ヶ月で有効熟読率が4.5倍向上した分析と …

【解説】Webサイトをリニューアルする前にサイト改善運用をすすめる理由

自社Webサイトのリニューアルを検討されている方にはまず既存サイトのブラッシュアップ、つまり改善運用をおすすめしてます。それはなぜだと思いますか? ただリニューアルをしても数値は改善しないことや、制作 …

SEO対策の記事を無料ツールを使って4ステップでつくる方法

SEOを意識したサイト作りをする際に、ページや記事を作成する必要があります。Googleなどの無料ツールを活用しながらSEOに合った記事構成案までつくる方法を解説します。 ※メモ書きです。後日詳細を追 …