WordPressでホームページを作るには

【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupをいれておこう

投稿日:

サムネイル_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupのいれ方、バックアップ方法の一例を解説します。

クライアントサイトで対応例です。

 

Web365とは

Web365は、外部Web担当者として、クライアントのWebサイトの集客力を高める施策を運用代行しています。

Web365について詳しく知りたい方は「Web365とは」ご覧ください。

 

今回のクライアントサイトの保守業務について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

【事例】Webサイトの保守運用を外注依頼すると何をしてくれるのか?

 

 

WordPressの保守、各バージョン管理について

まず、前提状況です。クライアントサイトのWebサイト保守では、セキュリティ面と、バージョン更新を主に対応します。

各バージョンを更新していくことで、サイト上での不具合が解決できるので、同時にセキュリティ強化にもつながります。

下記の各バージョンを適宜、更新します。

  1. WordPressのプログラミング言語PHPのバージョン
  2. WordPressのバージョン
  3. プラグインのバージョン

今回は、プラグインのバージョンについての手順を解説します。

ファイルやデータベースのバックアップについて

Webサイトは常に下記のようなリスクの発生可能性があります。

  • サーバー、ファイル、データベースが壊れた
  • サーバー、ファイル、データベースをバージョンを更新
  • サーバー、ファイル、データベースを誤って更新
  • 不正アクセス等、サイト管理でできなくなった

上記のような状態のときに、

バックアップがあると復旧させやすいことから、

定期的にバックアップを取る必要があります。

クライアントでの過去1年の発生例(相談後から当方担当)ですが、

  • ファイルが間違った場所にあり、サイト不具合
  • サイト運用チーム内の1スタッフが異動し、編集アカウントを削除、担当編集記事が消える

などがあります。

外部リスクの代表である「不正アクセス」よりも、

内部リスク「なんらかの編集」により

サイト不具合が発生することもあります。

よって定期的にバックアップを取る必要があります。(再掲)

保守は編集チーム内でルールづくりが大事

保守にあたっては、編集チーム内でルールづくりをすることも大事です。

  • 担当権限
  • 対応の方法のマニュアル化

などであらかじめ、リスク回避もできます。

定期バックアップのプラグイン「BackWPup」

定期バックアップのプラグイン「BackWPup」を導入します。

※サイトとの相性や機能により、他のプラグインを活用しても良いと思います。

イメージ02_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

プラグインのメニュー、新規追加から、「BackWPup」を検索し、「いますぐインストール」、「有効化」をします。

    BackWPupでのバックアップ手順

    BackWPupを導入してからバックアップをします。

    イメージ01_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    左メニュー「BackWPup」の「新規ジョブを追加」を選択します。

    イメージ03_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    ジョブ設定の各項目を選択します。

    基本はデフォルトで良いです。

    イメージ03_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    各設定が済んだら、「変更を保存」をクリックします。

    ※今回は、ジョブ名を「バックアップテスト」にしてます。

    イメージ05_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    左メニュー「BackWPup」の「ジョブ」を選択します。

    イメージ06_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    該当ジョブにマウスをあてると、赤線「いますぐ実行」がでます。

    クリックすると、設定したバックアップ条件でバックアップを開始します。

    イメージ07_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    補足

    サイトや考え方によっては、

    • 画像はデータ量が重いので、画像は除外したい
    • 画像は差分だけFTPなどからサーバーにアクセスし、uploadsフォルダの差分だけ手動でバックアップとる

    などの対応があります。

    今回、画像を除外しての手動バックアップも解説します。

    画像を除外しての手動バックアップ

    ジョブの設定で「ファイル」を選択します。

    イメージ08_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    チェックされた各ファイルがバックアップをとる仕様です。

    除外したい場合、該当ファイルのチェックを外します。

    最後に最下部の「変更を保存」をクリックしておしましです。

    イメージ09_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    これで、WordPressの画像ファルダのデフォルト、uploadsフォルダのバックアップは除外されます。

    バックアップファイルはサイトのサーバーとは別に保存しよう

    任意の形で、バックアップをとったあとは、バックアップファイルとダウンロードします。

    ここまででのバックアップファイルはどこにあるかというと、

    Webサイトのサーバーのuploadsフォルダ内にあります。

    イメージ02_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説 イメージ10_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    この場合、先述したリスク

    • サーバー、ファイル、データベースが壊れた
    • 不正アクセス等、サイト管理でできなくなった

    では、

    サーバー自体にアクセスできないので、バックアップファイルが利用できません。

    よって、別の場所に保管しておく必要があります。

    今回はローカルPCにダウンロードする手順を解説します。

    バックアップファイルをローカルPCにダウンロード

     ジョブを選択し、右にある、「ダウンロード」をクリックします。

    イメージ11_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    バックアップ履歴が表示されますので、任意のバックアップを選択し、ダウンロードをクリックします。

    イメージ12_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    ファイルがローカルPCに、ダウンロードされたかと思います。

    定期スケジュールでのバックアップの手順

    定期スケジュールでのバックアップの手順について解説します。

    ジョブの設定で「スケジュール」を選択し、

    「手動」のチェックから「WordPress の cron」にチェックします。

    イメージ13_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    任意の時間を設定し、「変更を保存」をクリックします。

    イメージ14_【解説】WordPressの保守、バックアップのプラグイン BackWPupの解説

    以上です。

    まとめ

    Webサイトは常に下記のようなリスクの発生可能性があります。

    • サーバー、ファイル、データベースが壊れた
    • サーバー、ファイル、データベースをバージョンを更新
    • サーバー、ファイル、データベースを誤って更新
    • 不正アクセス等、サイト管理でできなくなった

      リスク回避の対策としては、

      1. 定期的にバックアップをとる
      2. バックアッププラグイン「BackWPup」でとる
      3. ローカルPCなど、Webサイトのサーバー以外にバックアップファイルを保存する

      以上です。

      WordPressサイトの保守運用について網羅的に知りたい方は下記を御覧ください。なお、対応業務もサポートしております。お気軽にご相談ください。


      【完全網羅】Word Pressの保守運用・セキュリティ59の対策一覧

      【事例】Webサイトの保守運用を外注依頼すると何をしてくれるのか?






      Web制作+Webマーケティングの個別講座開講中

      Web365はWeb担当者のスキルセットである
      サイトを変更する「提案力」と「技術力」について個別指導しております


      ・Webで集客するための「考え方」を知りたい方
      ・サイトの制作改善のセオリーを知りたい方
      ・自身のサイトでケーススタディをしたい方
      ・サイトの制作改善の「技術的なスキル」を習得したい方
      ・分析から改善運用まで自身でしたい方


      どうぞWeb365の「自社のWebサイトを自身で作りたい、改善したい人のオーダーメイド個別講座」をご覧ください。






      外注のWeb担当者として「制作」と「マーケティング」で単発/継続でサポートします。

      Web365は貴社のWeb担当者として、制作改善運用をワンストップサポートしています

      ・成果にこだわるサイト制作改善をお望みの方
      ・良いweb制作会社、コンサル会社がいないとお困りの方
      ・分析から改善運用まで一括で依頼したい方


      是非Web365までご相談ください。

      WordPressでホームページを作るには

      執筆者:

      関連記事

      【チュートリアル】WordPressで記事の途中からパスワード保護出来るプラグインを使った有料販売の方法

      WordPressで記事の途中からパスワード保護出来るプラグインを使った有料販売の方法を解説します。 プラグイン1つと簡易なECショップので対応します。 ・記事の途中からパスワード保護出来るプラグイン …

      CF7 Google Sheets Connectorが転記できないときの対応方法

      CF7 Google Sheets Connectorが転記できないときの対応方法

      CF7 Google Sheets Connectorが転記できないときの対応方法です。 クライアントサイトで使用してるのですが、2020年2月で転記してくれなくなったので、対応した方法を解説します。 …

      【解説】売上規模0から数十万円のECサイトを制作するときの考え方とサービス比較

      【5分で読めます】 クライアント事例として、ECサイト(eコマース、つまりオンラインショップ)を新規作成したいときに、「なにで、どう作ればよいか?」ついての全体感と直近サービス列挙から提案事例を解説し …

      インタビュー方法

      【テンプレート】事例紹介のインタビューページで大事な5項目と手順マニュアル解説

      自社サイトで実績事例を紹介したい、インタビュー記事を作成したいと考えてはいませんか? クライアントサイトで、事例コンテンツ作成するときに、どんな構成で作成すると良いのか? インタビュー記事の訴求ポイン …

      【事例】Webサイトの保守運用を外注依頼すると何をしてくれるのか?

      Webサイトを制作業者に依頼し納品後に発生する「保守運用・セキュリティ」の業務。 あれは実際何をしてくれるのか。 Web365の場合で事例解説します。 Web365とは Web365は、外部Web担当 …

      WEBサイトのコンテンツを効率的に作る方法「動画コンテンツをテキストコンテンツに転用する」

      Webサイトの大事な役割であり、運用が大変なものが、「コンテンツ作成」です。 自身のサイトのコンセプトに適うコンテンツを新規で作成し、改善更新することはサイト運用でとても重要です。 しかし、重要なのは …

      イメージ01_ヒートマップの分析改善方法

      【事例】ヒートマップ分析でWebサイト改善、1ヶ月で有効熟読率が4.5倍向上した分析と改善方法を解説

      Webサイトの改善で、ユーザーの閲覧具合をみて、改善をはかりたいとき、「ヒートマップ」での分析はひとつの選択肢です。 今回は、ヒートマップでWebサイト改善、1ヶ月で有効熟読率が4.5倍向上した分析と …