サイトでURLを知っているひとしか閲覧できない設定方法を知っていますか?
今回は、WordPressサイトで、どんな方法で設定するかをお伝えします。
設定には、Google検索に掲載させない方法やパスワード保護、サイト内のディレクトリ自体のBASIC認証などの方法を解説します。
この記事でわかること
URLを知っているひとだけに見せたいとき
あるサイトやページを、そのURLを知っているひとだけに見せたいときはいくつか状況があります。
- 一般公開前のデモサイト
- 特定ユーザーだけ見ることができる非公開ページ
セキュリティとその範囲で設定方法は変わる
誰にどのように見せたいかで、そのページのセキュリティ度と範囲指定などを設定方法は変わっていきます。
セキュリティ度は下記1から順にあがります。
- URL を知っているユーザーが閲覧できるページ
- URL を知っていてパスワードを知っているユーザーが閲覧できるページ
- URL を知っていてパスワードを知っているユーザーが閲覧できるサイト(ディレクトリ)
順に説明します。
WordPressのセキュリティ対策については、下記をご覧ください。
【完全網羅】Word Pressの保守運用・セキュリティ59の対策一覧
URL を知っているユーザーが閲覧できるページの設定方法
URL を知っているユーザーのみ閲覧できるページは、下記の状態が望ましいです。
- サイト内でリンクが貼られていないこと(独立している状態)
- Google 検索にインデックスされていないこと
サイト内でリンクが貼られていないページ作成
これは単に名刺を一つ作り、サイト内でそのページにそのページにリンクを貼らなければできます。
Google 検索にインデックスさせない設定
WordPress ではおそらく SEO プラグインを入れているかと思います。
今回は
の設定方法を解説します。
ALL in One SEO PACKのときのGoogle 検索にインデックスさせない設定
ページ編集画面にあるプラグインの設定機能の項目、下記の部分をチェックを入れます。
Yoast SEOのときのGoogle 検索にインデックスさせない設定
ページ編集画面にあるプラグインの設定機能の項目、下記の部分をチェックを入れます。
URL を知っていてパスワードを知っているユーザーが閲覧できるページの設定方法
次に、URL を知っていてパスワードを知っているユーザーが閲覧できるページの設定方法です。
WordPressでは、パスワード保護という設定が簡単にでき、パスワードを知っている人しか開くことができないページを作ることができます。
設定方法は下記画像の赤枠部分のように編集画面で設定します。
ユーザーの表示イメージは下記です。
URL とパスワードを知っているユーザーが閲覧できるサイト(ディレクトリ)の設定方法
次に、URL を知っていてパスワードユーザーが閲覧できるサイト(ディレクトリ)の設定方法です。
これは、サイト全体や、特定カテゴリー、たとえば管理画面などで特定ユーザーしかログインすることができない設定をかけたい時によく使います。
使用用途は主に、編集など裏側作業のセキュリティ対策です。
これをBASIC認証と言います。
Basic認証とは、基本認証と呼ばれることもあり、ユーザ名とパスワードの組みで、
- サイト全体(example.com)
- そのサイトの特定ディレクトリ(example.com/sample)
を保護します。
設定後、その URL を開くと、まず最初に下記画像のようなログイン画面が表示されます。
設定方法ですが、こちらは契約サーバーによって設定方法は少し変わります。
ご自身のご契約サーバーのマニュアルなど確認して設定しましょう。
一般的には、サーバーの管理パネルに入り、
「アクセス制限」
「セキュリティ・・・」
「BASIC 認証」
など文言がある部分を触って設定をかけていくことができます。
以上です。
参考 記事の本文途中にパスワード保護をかけたい
参考として、記事の本文の後半などで有料記事として、パスワード保護をかけたい場合、プラグインなどで実装できます。
下記の記事を参考にしてください。
【チュートリアル】WordPressで記事の途中からパスワード保護出来るプラグインを使った有料販売の方法
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