自社Webサイトのリニューアルを検討されている方にはまず既存サイトのブラッシュアップ、つまり改善運用をおすすめしてます。それはなぜだと思いますか?
ただリニューアルをしても数値は改善しないことや、制作だけに計画と予算を組んでいて、改善運用に計画と予算を組んでいないことのデメリットなど、いくつかの理由でブラッシュアップをすすめてます。
改善運用すべき理由と、どんなWeb制作業者に依頼すべきかを解説します。
この記事でわかること
Webサイトをリニューアルする前に知っておきたいこと
Webサイトをリニューアルしたいと検討している方に、事前に知っておきたいことがあります。
ただ単にリニューアルをしても、売上につながる集客まわりの数値はほぼ改善しません。
ただ単にとは、次のような状態です。
- 既存サイトの現状数値の把握をしてない
- 既存の問い合わせの数値や顧客層の具体的イメージがない
- 現状からの解決案を仮説でも設定していない
- 競合他社サイトをチェックしていない
まず、これらを把握すべきです。
そして、これらが把握できていないと、よりよい改善案が生まれません。
つまり、リニューアル自体の質も上がらず、リニューアル後も改善されたかどうか分からない。数年後に同じようなアプローチを繰り返していた、というようなケースもあります。
Webサイトのリニューアルで数値改善されるケース
もし、上のような状態で、リニューアルして数値が改善されるようなケースがあるとしたら、
- ビジネスモデルがB2Bで、かつ、競合のクリエイティブが弱いならサイトリニューアルで勝てるケース
- サイトの見た目が良くなることで、問合せの質が上がるケース
などがあります。
ただ、これらは、リニューアルによる改善というよりも、競合他社や既存サイトの質が低いことが要因であり、リニューアルしなくとも改善できることでもあります。
つまり、リニューアルのような予算や開発期間を要さなくとも達成できた数値の可能性が高いです。
リニューアル前に改善運用で数値改善が図ることができるか検討
リニューアルする前には、
改善運用で数値改善が図ることができるか検討しましょう。
Webサイトからのお問い合わせを増やしたい場合は、次の2つの項目を意識しましょう。
- サイトへの流入(集客)
- サイトからのお問い合わせ(ゴール・CV)
Webサイトのリニューアルでお問い合わせ数が増えるのは、次のケースです。
サイトへの流入に問題はないが、サイトに問題があり、多くのCVを逃してる時。
つまり、サイトの流入にも問題がある場合、リニューアルだけではサイトからのお問い合わせ、CVは特段変わらない可能性があります。
その場合は、流入の改善策も同時に実施して改善していく必要があります。
リニューアルする前に、この2点の現状を把握してからどう改善するかを検討しましょう。
Web365では、クライアントに「予算○○万円でサイトリニューアルしたい」と相談されても、
「本当にサイトリニューアルでいいのか?」
「その予算はかけすぎじゃない?」
「小さく改善からはじめてもいいのでは?」
など回答することもあります。
改善運用でリニューアルに期待する数値改善が図れるケースはかなりあります。
次に、リニューアルによる大きな改善によるデメリットと、小さく改善するスタイルのメリットを解説します。
Webサイトリニューアルという大きな改善によるデメリット
Webサイトリニューアルという大きな改善によるデメリットには、
- 予算がかかる
- リリースまでの制作期間がかかる
- 制作期間中は、既存サイトは改善されない
- リリースがゴールになりがち
などがあります。
つまり、
大きな予算をかけながらも、改善のタイミングがほぼ1回しかない。
という状態になる可能性が高いです。
Webサイトはつねに改善をすべきです。
さらに、リニューアルで予算や時間をかけたので、リリース後の改善運用の計画については…というケースも実はかなり多くあります。
Webサイトを小さく改善するスタイルのメリット
Webサイトを小さく改善するスタイルのメリット には、
- 細かく変更できる
- 変更による数値をもとに新たな改善施策をうてる
- 改善回数が多い
- 予算が少ない
などのメリットがあります。
この制作スタイルをWeb業界では、アジャイルと呼んでいます。
反対に、事前計画をつめ、おおきな制作ボリュームで、リリースするスタイルをウォーターフロントといいます。Webサイトのリニューアルはこのスタイルが多いです。
つまり、アジャイルスタイルで小さく細かく改善をすることで、
低予算で早く自自ビジネスに最適なWebサイトの改善をはかることができる
メリットがあります。
Web業者の選定には、アジャイルスタイルの業者がおすすめ
Web業者の選定する際にはアジャイルスタイルの業者が、つまり、
- 自社サイトやビジネスからゼロベースで課題解決を提案できる
- 小さく早く改善できる
スタイルに対応できる業者もおすすめです。
WebコンサルティングやWeb制作などの業者選定の際も、依頼をそのまま受け取らず、ゼロベースで意見交換できる業者を選定しましょう。
参考記事
実際、当方が見積もり作成する際の流れを解説しております。サンプル仕様の見積もり資料(Googleスプレッドシート)も共有しております。
【解説】Webサイトリニューアルを新規業者に見積もりする際の流れ
以上です。
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