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【提案事例】実店舗ローカルビジネスのWebサイトとSNSの設計一案

投稿日:2021年8月3日 更新日:

【5分で読めます】

実店舗オープン準備中の方より、Web作成の予算があまりかけられない、できれば無料ツール活用、日々の更新はSNS、中期的にはECを自サイトで展開したいというご相談。

実店舗だとこの要望は多かったりします。ローカルビジネス、情報発信、EC、の視点でサイトとSNSの設計一案をまとめていきます。

Web365とは

本題のまえに、自己紹介です。
クライアントの外部・外注のWeb担当としてWebサイトを集客売上増を目的に、分析・改善・実行まで一貫体制で運用代行しております。

Web365の詳細

この記事で分かることは、

  • 新規ECサイトを運営リソースを少なく立ち上げるときの考え方・イメージ
  • 各検討サービスの機能比較やコスト感

です。

ローカルビジネスはGoogleマイビジネスに登録しよう

実店舗、地域密着型はローカルビジネスという括りです。サイト以前にまず地図に載ることが最重要です。

お店に興味があるひとが「地域 〇〇」で検索したときに実店舗が候補に載ることです。

実店舗を契約したらGoogleマイビジネスという、Googleマップに自身の店舗情報をオーナーとして申請しましょう。

※Googleマイビジネスは、Googleビジネスプロフィールに名称変更、検索結果からオーナー確認できるようになりました。

GoogleマイビジネスはWebサイトが無料で作れます。

Googleマップに実店舗を載せるGoogleマイビジネスはWebサイトが無料で作れます。

サイトはドメインというURL、Webの住所的なものも無料取得(Googleから借り退会時返却、有料は自分のものなので引越し可)できます。

イメージに合えば実はこれでWebサイトが最短で作れ、お問い合わせも対応もできます。

Webサイトは事前イメージを箇条書きでいいからつくろう

Googleマイビジネスで認知導線を確保し、Webサイトも作れますが自由度は少ないです。

事前イメージ、デザインやEC機能実装など考えると適ってません。

検討ツールはたくさんあるので、まずは事前イメージを箇条書きして、「無料 サイト作成」などで検索し各ツールが適うか⚪︎×チェックすると良いです。

無料でサイト作成できるサービス

たとえば「無料 サイト作成」で検索すると、

  • Wix
  • jimdo
  • ペライチ
  • STUDIO

などがあります。

一点、無料プランは広告表示や独自ドメインなしが多く、つまりサイトはサービス会社のもので、ビジネスとして無料サイト作成は機会損失です。

イメージするサイトの実現予算含めて検討すべきです。

ドメインとサーバーの契約については理解しておこう

サイト作成のときにはまず、ドメインとサーバーを契約を理解することです。

ドメインはサイトの住所、サーバーはサイトのデータ保管場所。

サイト作成サービスで作るとドメインもサーバーも借物で退会時には返すことにも。つまり資産が消えます。長期的、発展的に運用するなら自身で有償契約がおすすめです。

ECサービスで作成してしまうのも一案

冒頭の仕様であるショップカードとしてのサイト、更新はSNS埋め込み、EC展開検討ですと、サイト自身にコンテンツ資産を持たせなくても良いのであれば、有料の独自ドメインを契約し、SNS埋め込みができるECサービスではじめるのも一案です。

ECサービスで検討する際は、下記の記事も参考にしてください。

【提案事例】運営リソースが割けない場合のECサイトの展開案

【解説】売上規模0から数十万円のECサイトを制作するときの考え方とサービス比較

定期更新はSNS、Instagramを中心にすべてやってみよう

SNSはなにが良いか?

ローカルビジネスなので、地域にアプローチしやすいInstagramを中心に、すべてやってみてることがおすすめです。

各SNSの簡単な使い方のいち案です。

それぞれ特性があるので、それぞれの媒体に合わせたオリジナリティのある投稿が理想です。

しかし、限られた時間のなかで、SNS運用をしなければならないとは思いますので、まずはInstagramをベースに運用しましょう。

Instagramをベースに他のSNSを展開していき、慣れてきたらオリジナリティを出して運用していくと良いです。

Instagramでは、

  • 地域や業種などから思いつく、ハッシュタグでの投稿する
  • 投稿しているひとにもいいねやコメントなど関係構築をはかっていく

Facebookでは、

  • Instagramと連携投稿する
  • Facebookの反応などもみて、オリジナルの投稿や、アプローチを考えてみる

Twitterでは、

  • 元のInstagramでの投稿をハッシュタグをカットして、再利用する形で投稿する
  • 元のInstagramの投稿が長文であれば、投稿をつなげていく、スレッド形式での投稿する

いまからWeb展開をはじめるなら

開店前のローカルビジネスで、ECサイトとSNSで進めるとしたら下記をおすすめします。

  1. 開店準備から発信
  2. SNSは諸々試して合うもの継続
  3. noteで準備日記更新
  4. ECサイトは先にオープン
      ※低コストならBASEやSTORES、独自ドメインは取得、デザインはオリジナリティもたせるようカスタマイズする、ショプ事例(BASE/STORES)なども参考にデザイナーさんにイメージ依頼
  5. EC商材はまずギフトカード。自分や大切な人へ楽しみを贈れるよう
  6. 店舗内覧やプレイベントも実施
  7. 近隣店舗や地域メディアに挨拶
  8. 開店後も継続発信できるよう計画する
  9. ECは実店舗が落ち着いたら主力商品も展開

WebサイトとSNSの情報設計

次に、どんなWebサイトを作り、SNSでどう発信していくかを解説します。

Webサイトなどの情報には、機能的価値と意味的価値の2つに分けることができます。

  1. 機能的価値
  2. 意味的価値

機能的価値とは

機能的価値は、
機能を説明する情報です。

たとえば、

  • どんなサービス
  • サービス内容
  • 営業時間
  • アクセス

などです。

意味的価値とは

意味的価値は、
意味(なぜ、このサービスをしてるのか)を説明する情報です。

たとえば、

  • サービスをはじめた理由、背景
  • サービスに込めた重い

などです。

地域のビジネスでは、まずは機能的価値の情報を分かりやすく早めに伝えましょう。

理由は、次に解説します。

地域ビジネスでは、まず機能価値を優先的に提供しよう

地域ビジネス、特に、飲食店や病院などは、

いますぐ来店・予約したい層(いますぐ層)が多くいます。

いますぐ層に向けて検討事項を早めに伝えるだけでも、

新規の来店(院)、お問合せ数などに如実に反応が変わります。

いますぐ層が抱える課題感は、きょう営業しているか?がまずはあります。


「きょう営業しているか」が分かる情報は、

  • 営業日
  • 営業時間
  • 場所
  • 連絡先

を載せましょう。


できれば、サイトのファーストビュー(サイトを見たはじめの画面)でできれば記載しましょう。

できるだけユーザーにスクロールさせずに機能価値を提供しましょう。


次に、

どんなお店か、条件に合致するかの検討項目を、たとえば、飲食店であれば

  • 駐車場があるのか?台数は?
  • メニューはどんなものがあるのか?
  • 価格帯はどうか?
  • 禁煙喫煙はどうか?
  • 子連れでも行けるのか
  • 個室があるのか?どんな個室か?

など、

ユーザーが求めている需要に対して、

お店側が提供できる情報を、

店内の様子を分かりやすく、画像を添えて伝えましょう。


病院であれば、

新患の方は受診しやすいかどうかが気になっているので、

  • 新患対応の旨の案内
  • どんな先生が対応するのか?(女性ユーザーが女性を選べるのかなど)
  • 待ち時間の目安(予約システム?なければ電話で確認できる?)
  • 待ち時間の対応(院内にいないといけないのか?待ち時間前にいればいいのか?)

など

同じ分かりやすく情報を伝えましょう。


SNSも機能価値を早めに分かりやすく

SNSも同じく、まずは機能価値を早めに分かりやすく伝えましょう。

  • きょう営業しているか?
  • 条件に合致しているか?
  • スクロール、クリックなど手間かけずに伝えているか?

を意識しましょう。

たとえば、これらをテキストやキャプションで説明するのでなく、

画像にして伝えましょう。

さらに、SNSはタイムライン上に流れるフロー的な情報です。

新規のとき、2回目でも、デート、子連れ、など、

ユーザーの内部条件が変わっている可能性もありますし、

時勢的に営業時間の変更なども頻回しますので、

Webサイト同様、

最初に知りたい情報が分かりやすく早めに継続的に伝えましょう。

機能的価値をまずはじめにWebサイトに作成、SNS運用の軸とし、

その後、意味的価値を発信していきましょう。

以上です。






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    WEB担当・集客事例, WordPressでホームページを作るには

    執筆者:

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