
Webまわりの新しいサービスツールを導入するときの進め方とチェックリストです。
クライアントさんが新しいツールなどを導入検討されている場合の相談や進行を担当することがあります。
その際、導入前の自社内で考えておきたいことと進め方を事例とチェックリスト形式で解説します。
この記事でわかること
新しいツール導入検討:事例チャットボット
たとえば、最近導入が増えているチャットボットツールで考えてみたいと思います。
- チャットボットについての役割
- メリット
- デメリット
- 市場の相場感
- 導入イメージ
などのリテラシーを関係者で揃えることができます。
導入前にしたい要件定義チェックリスト
- 新しいツールでどんな目的を達成したいのか?
- 目的達成の具体的な目標数値は?
- どういうシーンで活用できるのか深掘りする
- 導入目的は2軸あり「問い合わせ対応の効率化」か「CVR向上」か
・・「問い合わせ対応の効率化」はサービス業務の効率化、コストメリット
・・「CVR向上」はマーケティング業務の最大化、売上メリット - 新しいツールの機能視点から検討軸を明確にする
例:チャットボットは2軸あり、「AI型」か「シナリオ型」のどちらか - どういうシーンとは5W1Hなどで考えていく
- 新しいツールに割くことのできるリソースを確認する
- リソースは「予算」や「時間」「人的稼働」がどのくらいあるか
- 導入後に効果検証できるか
- すぐに自分で修正できるか
- 困ったときにサポートしてもらえるか
- セキュリティは問題ないか
- 提供会社に体力・将来性はあるか
- チャットボットを実際に探す
- チャットボットを比較する
- トライアルできるか
- 導入開始
新しいツールを導入しなくとも、目的を達成できる施策も検討しよう
新しいツール導入を上記のチェックリストで検討していくと、序盤、目的の確認の段階で、それなら別案でも達成できるかもしれないという議論が出ます。
チャットボットの例でいうなら、
目的が「問い合わせ対応の効率化」であり、
既存の自社サイトにFAQ「よくある質問」コンテンツがなければ、
Webサイトで事前にできる問い合わせ効率化施策は
- 問合せ対応の効率化
- 問合せ履歴のデータベースの作成や整備
などができます。
FQAでも効率化がはかりきれない場合に、チャットボット導入のタイミングかもしれません。
新しいツールを導入する際の流れ
- 要件定義 ←現在
- 導入するかのジャッジ
- サービスのリストアップ
- トライアル
- 導入
Webツールでなく、Webサービスの自社開発を検討、エンジニアの採用を検討している方は採用の考えたを解説した記事も合わせてご確認ください。
小規模なWebサービス開発でエンジニア採用(1.2名)したいときの進め方と8のチェックリスト
以上です。ご活用ください。
上記のように、Web担当として、新しいツール導入の進行も担当しております。
WebサイトやWebまわりを全般的に改善はかりたいけれど担当がいない場合はお気軽にご相談ください。
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